現代ではとても便利になりました。
人口増加に伴って、経済もどんどん発展していきます。
技術も発展も目まぐるしく、20年前では考えられない日常が今では現実のものになっています。
〈スマートフォンをみんな持っていてどこでも、なんでも調べられる社会になりました〉
〈小さな子供を持つ家庭の3分の1が電動自転車に乗っています〉
しかしその中で、商品やものサイクルも加速しています。
環境にもお財布にもそして私たちの日常生活にも優しい生活は可能でしょうか?
サスティナブルとは
最近よく耳にするワード「サスティナブル」。
英語で「sustain(持続する)」と「able(~できる)」の二つからなる英語で直訳すると、【持続可能・持ち堪える】といった意味合いです。
限りのある資源を枯渇させないように環境問題に取り組んでいこうといった意味合いです。
どんどん便利になっていく世の中で、
「以前のすごいは当たり前!」
そのためどんどん安く、大量に消耗品が売っています。
もちろん、便利なものが安く使えるのは私たち消費者からするととてもありがたい事です。
企業の皆さまありがとうございます!
しかし、その分廃棄につながっているということは紛れもない事実です。
それが、私たちはあまり実感する機会がないのもまた事実です。
それなら次の項目で少し興味を持っていただければと思います。
あなたが持っている洋服は年間で何回着ていますか?
安くて以前では比べ物にならない品質を提供している代表格といえば、アパレル産業ではないでしょうか?
ファストファッションに関していえば、以前のように1シーズン着れればいいなんて思っていたのは昔の話です。
品質が良く、1シーズンだけではなくても全然平気です。
しかし、大量生産などによってコストは下げられ品質のいいものがより安くなって提供されます。
もう一度声を大にして言います。
企業努力ありがとう!!
…ですが、その安さ故に衝動に狩られて買ってしまった経験はありませんか?
そして、あまり気なかったこともあるはずです。
その洋服を作るためにどれだけの資源が使われたかご存知ですか?
こんなにかかる地球への負担
一枚にかかる材料のはその服にかかっている生地の量だってことはわかりますね。
しかし、そこにかかる材料以外にかかる「見えない資源」がそこにはあります。
コットンなどの天然繊維→栽培時の水消費・化学肥料による土壌汚染
ポリエステルなどの合成繊維→石油資源の使用・工場によるCO2の排出
そうです、生地も服を作るまでの過程でこれだけの資源が使われます。
端材(服を作る際のあまりの生地)ももちろん出ます。
そして、原材料を増やすことによっての土壌汚染やCO2の排出などの環境汚染にも繋がります。
1着あたりにこれだけの資源が使われていることに驚きがですね。
平均であっていろんな誤差はご了承ください。
端材だけで日本人全員に1着配れるね。
2019年時点における服の国内供給量は35.5億着になります。
約30年で1.7倍にも供給量が増えています。
しかし、こちらは供給量であって購入量ではないのです。
これだけ資源を使っているのに…
洋服にはこれだけの資源を使っているという事がわかりましたね。
しかし現状はこれだけ資源が使われているのにも関わらず、1日に大型トラック130台分の服の焼却がされています。
リサイクルされるものではなく、焼却や埋め立てされているのです。
資源も使い、廃棄もする。
これでは地球の資源はいくらあっても足りません。
限りある資源を大切にしなきゃいけないね
自分でもできることは?
自分たちでもできることはなんだろう?
そう考えてもらえるととても嬉しいです!
では具体的にはどのような対策があるでしょうか?
以下は私が考える3つの例です。
- その服が本当に必要か考える
- ネットフリマや中古品などを活用する
- 服をレンタルするサービスを活用する
その服が本当に必要か考える
まずは基本的なことから考えます。
みなさん、1年間で着ていない服はありませんか?
衝動で欲しくなったり、安いからといって色違いのものを買う経験が私にはあります。
その服はきっとあまり着用することなく処分したり、誰かに譲ったりしてしまうのだと思います。
買うときは本当に必要かを自分に問いただしてみると、地球にも自身のお財布にもやさしくなりますね!
ネットフリマや中古品などを活用する
少し前では中古品は敬遠されていたかもしれません。
しかし、今では多くのフリマアプリやネットオークションがあります。
そして多くの古着屋、今では多くのブランド品の古着を扱っている
などを使ってみるのもいいと思います。このようなセカンド品を使うこともエコですね!
ファッションを楽しみながら、サスティナブルを自然と取り入れると思います。
服をレンタルするサービスを活用する
レンタルサービスは先程のセカンド品を使うことに似ています。
しかし、レンタルすることによって最後はレンタル会社に返却します。
捨てなくていいのです!
そして、その商品はまた他の人がレンタルします。
この循環はいい服の消費の仕方だと思います。
必要な人が必要な時に利用して、使えなくなったら廃棄します。
服の役目をしっかり終えた上での廃棄は資源の無駄使いには繋がらないと考えられます。
エアクロ
そして飽きても捨てることなく、次に使う人のもとに届けられます。
サスティナブルにつながるというわけです。
ぜひ活用してみることをおすすめします。
まとめ
洋服一つでいろんな地球の資源をこれほど使うことに驚きでした。
そして、廃棄の量も私たちが想像している以上のものです。
限りある資源を私たちがうまくコントロールできるように、サスティナブルをしっかりと理解することから始まると思います。
私たち一人一人ができる小さなことから一緒にはじめてみましょう!
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